今年のナチュラルライフフェスティバルでも
整体指導 子育て講座を開催している
山上 亮先生をお招きして、
”おかあさんは整体師”
という講座を開催しました。
いつも自然体で、気さくな方です。講座も大人気。
母のひろばに山上先生のコラムが掲載されていました。
「人のあいだを巡るもの」
面白い話しだったので、かいつまんで、ご紹介します。
ある時、子育て講座に参加したお母さんからこんな相談を受けたのだそうです。
「旦那としゃべっていて、ときどき旦那が不快になってくると、
チッ!と舌打ちをするんです。 それを聞くと本当に嫌な気持になって、
くたびれてしまって・・・。こういうのってどうしたら良いのでしょうか。」
先生はこう答えます。
「そうですね。それはね、呪いですよ。そういうのは良くないです。
舌打ちなんてされても、返事のしようがないでしょ?
そうしたらをれをまともに受けちゃいますよ。
やり返せない。防御できない。そういうのを呪いって言うんです。」
「世の中、呪いの言葉や仕草というのは予想以上に多いんです。
でも必ずしも言っている本人が意図している訳ではない。
もちろん、旦那さんだってそうでしょう。
だから、”やめて”とお願いすることはできても、
そのふるまいを責めることはできない。
あなたにできることは、
あなた自身が呪いから身を守る術を身に付けることです。
それは、あなたが生きていく上でとても大切なことです。」
「今度、旦那がチッ!と舌打ちしたら、
すぐさま、パッ!と言い返してみてください。
顔を見て言い返す。チッ!と言ったら、パッ!」
真剣に聞いていた、女性と周りのみんながゲラゲラ笑いだす。
「人間関係が良い状態であるかどうかは、
コミュニケーションがスムーズにおこなわれているかどうか。
向こうからやってきたものを受け止めて、こちらがそれに対して返事をして・・・
今度は向こうが受け止めて・・・やりとりがなんであれ、
”ある種の対話”が二人の間で行われていれば、
関係はすこやかでいられる。
”喧嘩するほど仲がいい”なんて例えもありますが、
それは、”やりとりされているものが何であれ、
やりとりそのものが大切ということなのではないでしょうか。”
二人の間で巡っていたものが止んでしまった時、その時、何かが病んでくる。
自然浄化能力も、自然治癒力もそこには流れがある。
何か問題がある時、何か病んだ状態になっているのだとしたら、
そこには、巡るべきものが巡っていないのではないか・・・
そういう風に考えて見ると、何をすれば良いが思いつくかもしれない。」
なるほど〜
面白いと思いました。
人間も地球の一部、自然の一部と考えて、
自然な流れがあるかどうか・・・
そんな風に日々の出来事をとらえていければ、
問題解決の方法が見いだせるのではないでしょうか。
人間関係においても、思いをため込まない。
上手に発散する術を身に付ける!
大切ですね。
やはり、ユーモアは人生には必要ですね。
「チーチーパッパッ!」
今度、舌打ちした人がいたら、「パッ!」て言い返してみよ。
その瞬間が楽しみ! ハハハ・・・
山上先生のブログ ”雑念するからだ”