ジャズピアニスト 秋吉敏子さんのライブ行ってきました。
演奏中は写真撮れないので、その前に・・
弾いている姿が見える・・このようないい席に座れた!
82歳とは思えない演奏でした。
よく指が動くなあ〜。
背筋もしゃんとして、ハイヒールも履いてオシャレ。
お話も良くされる方で、
アメリカでの生活が長いから、言葉のはしはしに英語が・・
ある曲の前のMCでは・・
『この曲は私にとってはじめての曲で・・What the heck!』
なんあて言っちゃって・・
What the heck ここでは・・”やれやれ”・・みたいな意味でしょうかね。
スラングです。
ユーモアがあってチャーミングな方です。
秋吉さんの時代はジャズを勉強するにもレコードは高くて
ジャズ喫茶に行かなければ聴けなかったし、
ジャズの教則本なんてなかった時代だったそう。
一生懸命やってきて、そのうちにアメリカ人のやっていることを
ただまねているだけだと気づき、それではダメだと思い、
Identityが必要・・自分の個性を出そうと・・
Long Yellow Roadという曲を作ったのだそう。
Yellowというのは黄色人種のこと・・自分は日本人なんだということを象徴する単語
あの人の演奏!とわかってもらえる曲を持つことが大切と言われていますが、
デュークエリントンなら、”A列車でいこう” というように
秋吉敏子さんにとっては”Long Yellow Road ”なのだそう。
あのジャズの本場、アメリカで『ジャズの殿堂』入りするなんて!
秋吉さんの功績があって、
日本人のジャズが認められるようになった。
スゴイことです。
あの人のあの曲が素晴らしい!と言われることは
大変喜ばしいことですね。
そう言われるように精進します。
秋吉さんがライブの最後は必ず演奏するという HOPE/希望・・
秋吉さんが”反戦””平和”を願ってつくった楽曲のエピローグ
聴けました!
感動!
その後に 童謡・・てんてん手鞠 の曲をモチーフに演奏してくださいました。
日本人であることを誇りに思う姿を音楽で表しているように思います。
自分のこと好きで、認めてあげることがなければ、
他人を受入れてあげることはできない。
そのように
自分の国について知り、健全な愛国心を持つ事で
真の国際人・・コスモポリタンになれる気がします。
秋吉さん
デュークエリントン氏とは友達なんですねえ。
ちょっとしたエピソードなんかも教えてくれました。
秋吉さん曰く
『ジャズはプロセス』
どんどんと進化していくのがジャズなんだろうと思います。
自分色のジャズ・・・
ジャズだけではなくて・・
自分らしい歌がうたえるように・・
ひとつひとつ『プロセス』を楽しんでいきたいと思います。
学ばせてもらいました。
是非!生の演奏を聴いてみてください。
今日は柏崎で秋吉さんのライブがあります。
この機会をお聴き逃しのないように。
柏崎市産業文化会館 文化ホール
5時開場
6時開演
一般 3500円(当日4000円)
小中学生 2000円(当日2500円)
私は自分のライブで 心を込めて ”HOPE/希望”
歌ってきます。